物書きを目指して

小説家を目指しています。ノープランから長編ミステリ小説を書き上げる経過をつづるブログです。

空いた時間に人物名ストックづくり

残業で……本屋に寄る時間を作れなかった(´;ω;`)

なおただいま帰宅する電車の中です。ここも貴重な時間。

 

さっそくブログを登録してくれた人がいる……嬉しい(´;ω;`)

でも、あんまり人が読んでいるかは気にせずに書いていきます。いちおう申し上げておくと、このブログは「まったくのノープランから長編ミステリーを書き上げるまで」をつづっていく予定(挫折する可能性あり)なので、基本的には最初から順番に読んでいただくようなブログです。

 

まあ、普通は素人が小説を書くために悪戦苦闘しているような記事なんて興味がないと思いますので、ブログに読者がつかないことなど百も承知です。人に読んでもらうためというよりも、わたしのなかで考えを整理するために書いているのです。読んでいるのが誰かはわからないけれど、読んでいる誰かに話しかけるようなつもりで書くと、うまく考えが整理できるような気がしているのです。

 

あと、小説が出来上がった時には貴重な記録になるかなと思って( ´ ▽ ` )

 

テーマ探しにはもう少し時間がかかりそうだし、本屋やそのほかの場所で探したほうがよさそうなので、帰宅電車内での空いている時間をつかって他のことをしようと思います。

 

何をするかというと………登場人物名ストックづくり!!

小説にはたくさんの登場人物がでてきますが、執筆中にキャラクターが出てくるたび名前を考えるのって、思考を中断される感じがあるのですよね。

だったら手が空いた時には最初から登場人物名のストックを作っておこう!というのがわたしの計画。

もちろん名前が関連するトリックが発生したらそれに合わせて考え直すし、書きあがった後でも気に入らなかった名前は変更できるからね。これはあくまで執筆を捗らせるための準備。

大体男女それぞれ十名ずつくらいできたら十分かな?  完全にわたしの命名趣味披露みたいになるけど、頑張って作るぞー。現代の日本が舞台になるのは多分確定な気がするので、現代日本人名を考えていきます。家族がでてきたら苗字だけ差し替えればオッケー。

 

男性

甘利博紀 あまりひろき

二条明成 にじょうあきなり

真島大地 ましまだいち

東堂拓馬 とうどうたくま

結城博人 ゆうきひろと

相良宗次郎 さがらそうじろう

浜浦素直 はまうらもとなお

和田冬馬 わだとうま

水倉彰一 みずくらしょういち

寺田吾郎 てらだごろう

女性

大野優香 おおのゆか

倉原みずき くらはらみずき

羽賀恵里奈 はがえりな

山岸百合子 やまぎしゆりこ

鬼頭あゆみ きとうあゆみ

皆藤桜子 かいとうさくらこ

絵島彩花 えじまあやか

田中文子 たなかあやこ

瀬尾亜衣里 せおあいり

菅野凛花 すがのりんか

 

できた!  登場人物の名前はここから選ぼう。まあ、仮の名前リストって感じかな。名前はあとで変えてもいいですからね。

 

でもなんだか名付けをするだけで、まだどんな人かも決まってないのに、自分のオリジナルキャラというのが生まれた気がして、愛着が湧いてくるものですね。

あれっ、よく考えたら最初に決めるべきはテーマなのかも

書き始めたら思いのほか楽しかったので、現在、仕事のお昼休み中ですが、更新します。

 

前回、「どんな人が、どんな理由、どんな感情で謎を追うのか」を最初のポイントと定めました。

そのなかでわたしが一番重視したほうがよいと考えたのは、「感情」です。

謎を追う主人公は、読者が感情移入する存在。もちろん、ワトスン物のように、語り手のそばに天才探偵がいるパターンもあるし、謎を追う人に感情移入できることが重要でないケースもあるので、その場合だとまた組み立てかたが異なってくると思うのですが、今回、わたしは感情移入できる主人公が謎を追うというかたちをとることにしました。

 

感情移入すなわち共感が必要になります。謎を追おうという感情に共感させることは結構難しいと思うのですが、前回、中編を完成させた際に、このステップをうまく組み立てることが重要だということをわたしは学びました。

 

ベタなところでいうと、大切な家族を殺された悲しみで真犯人を追う、などというパターンがありますね。前回書き上げた中編では、熱狂的なファンが行方不明の歌手を探す、という形式をとったのですが、これは昨今のアイドルブームだったり、わたし自身がアイドルファンであることを反映させたものでした。

 

世の中には様々な感情があると思いますが、わたしはここに世相を反映させることが作品をよりよいものにする手段だと考えました。前回の中編にわたしが取り入れた、昨今のアイドルブームもそのひとつですが、世相を反映させることによって、読者がその世相の中で感じている感情を取り入れることができると考えたのです。

 

なので、まず、感情というポイントを軸にして、現代の世相の中から謎に結びつけやすいテーマを探してみることにします。

 

とまあ、ここまで書いてみたところで、「ああ、なんだ、要は最初にテーマを決めなければいけないんだ」ということに気づきました。でも順序をたどることは大事。作品の中で重要な感情を決めるうえで、テーマ選びを先行させるわけなので、感情について考えながら探していきます。

 

よーし、会社帰りに本屋によってテーマ探しするぞ!!

最初に何を決めるか

小説を書くぞと意気込んでみたのはいいものの、何を書けばいいのか、ほとんど何も決まっていません。こういう人は珍しいのかもしれませんが、逆にいうとなんでも書けるような気もしています。

 

ただ、ひとつだけ決めているのはミステリーを書こうということ。いちばん読んでいるジャンルでもあるし、わたしが一番「どんなものが面白いと思うか」をはっきり自分の中に基準を持つことができるジャンルだと思います。思い入れもあるし、好きな作品もたくさんあります。

 

いままでにわたしは、小説家になる方法、といった創作論や執筆指南の類の書籍を結構読んできました。しかし残念ながら、ミステリーの書き方についてあれこれを教えてくれるような書籍には実はほとんど出会えませんでした。主人公の成長譚であったり、ファンタジーやライトノベルの類を書く方法は様々なものがありましたが、ミステリーの、特に謎の作り方について教えてくれるものにはほとんど出会えなかったのです。

 

ただ、ミステリーをつくる方法というのはちゃんと存在するとわたしは思っています。

ミステリーには様々な形式があります。叙述トリックであったり物理トリックであったり、ハウダニットであったりフーダニットであったり、形式が複数存在するために、創作論は確立されていないかもしれません。しかし、ひとつひとつの作品にはちゃんと「どこから何を決めて物語を作るか」という手段が存在するはずなのです。

 

そこでわたしがこれからミステリーを書く上で、最初によりどころにしようと決めたのは、宮部みゆきさんがどこかで言っていた言葉でした。おそらく言葉も正確ではないし、出典が思い出せなくて恐縮なのですが、宮部さんがこんなことを言っていました。

 

「普通の人は謎になんて挑まない」。

 

殺人事件やあるいはそのほかに謎があったとしても、普通の一般人は謎になんて挑まないのです。殺人事件が起きれば当然警察を呼ぶし、刑事に任せます。警察や探偵が謎解きの主人公に据えられやすいのは、謎に挑む理由が職業上明確になるからです。

わたしは今回、警察や探偵を主人公にしたいと思っていません。その類の小説はこれまでにたくさん読んで来たし、いまでも面白いものは多くあると思うけれども、できればわたしは、普通の人が主人公にしっかり感情移入して、面白いと感じていただけるものを書きたい。そう考えると、刑事や探偵というのは、決して誰もが共感しやすい立場ではありません。

 

だから「どんな人が、どんな理由、どんな感情で謎を追うのか」というポイントを最初に決めることにしました。

 

宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」では、「学生が、自分の学校で起きた事件を大人たちの手ではなく自分たちの手で結論を見つけなくてはいけないと考えて、模擬裁判を行う」ことになりました。「誰か Somebody」では「社内報をつくる部署で働く婿が、義父に頼まれて、伝記をかきたいという女性の手伝いで調査をはじめる」という流れです。

 

いずれも普通に暮らす人たちが、なんらかの理由で謎解きに挑戦するストーリーですが、わたしはこうした物語のつくりかたを参考に書き始めたいなと思います。`

時間の確保

何も決まっていない段階で、すらすら書き始められるわけもないので、最初はその準備をしていこうと思います。

 

わたしにとってまず大事にするべきだと思ったのは、時間のつくりかた。社会人なので週に五日は出勤しなければならないし、家事だってする必要があります。いろいろと考えてみた結果、やはり朝に時間を確保することが正しいと考えるようになりました。

寝る前にパソコンなどの画面を見てしまうと寝つきが悪くなってしまうし、朝の方が様々な誘惑に負けずに挑むことができます。そのために、夜はなるべく9時から10時の間には眠ることを心がけようと決めました。

大事だと思うのは、寝る時間を決めてしまうことで、起きる時間は決めないことです。

目覚ましをかけて起きるより、身体が自然に起きる時刻に合わせて起きるのです。これは今日思いついたことではなくて、実は数ヶ月前から実践していることなのですが、九時ぐらいに寝てしまうと、いくら眠たくとも七時、八時まで寝ているなんてことにはなりません。

たとえば四時ごろに起きれば、六時くらいまでパソコンに向かう時間が取れます。そのあと、食事の準備をします。わたしは朝食を家で’、昼食を会社で、夕食を帰宅の電車(テーブル付きの特急列車)の中で食べるのですが、昼と夜のお弁当まで朝にまとめてつくっています。なので炊事は一日一回で済ませられます。行きの電車には四十分ほど揺られることになりますが、テーブル付きの特急列車に乗っているので、先日購入したiPad Proで文章を書くことができます。

これで一日少なくとも二時間四十分、文章を書くことができます。

いまも実は行きの電車の中。もう少し書けそうなので、もう少し書いてみます。

小説家になりたい

昔から小説家になりたいなと思っていました。

思っているだけで実行に移せずにいました。

いまも何を書いたらいいのかもわからないのに、それでも小説家になりたい。

 

実はこのあいだ、人生で三度目の作品を書きあげました。

ほんとうは何度も何度もいろんな作品を書こうとしているのですが、

最後まで書きあげたものは今までにそのたった三作です。

 

最初の一つは中学生の頃に書いたもの。

何が降りてきたのか自分でも驚くくらいに集中し、ほぼ一晩のうちに、徹夜で書きあげたものがそれでした。短編で、当時作っていたウェブサイトにアップロードしました。下手くそだったに違いないのですが、中学生の書いたものですから、見に来てくれた人は甘い言葉でほめてくれました。

 

二つ目は大学生の頃に書いたもの。

大学の授業で小説の授業を選択し、課題があったので、提出したものです。

 

このふたつ、今ではデータも残っていません。

 

ふたつのほかにも、ほんとうは今までに何度もいろいろなものを書きました。でも、すべて最終的に放り投げてしまって、わたしは今年三十歳を迎えます。普通の社会人になって、小説とは無縁のまま、ただ、どこへ向かうのか分からない日々を過ごしています。

 

そして昨年、そんなうだつの上がらない日々を過ごしていたわたしに、古くからの付きあいである友人が声をかけてきました。同人誌をつくるから、そこに小説を書かないか、と。

 

うれしくて二つ返事で引き受けてしまったら、あっという間に締め切りが近づいてきて、ものすごく慌てながら書きました。ただ実は、それまで、わたし、信じていなかったんです。二作しかこれまでに書けなかった。才能などないと思い込んでいました。わたしに小説を書くことができるなんて、もう無理なんじゃないかと思っていたんです。

 

でも、書けたんです。

 

締切があって、人が読んでくれるとわかっていた。ただそれだけで、わたし、小説を書くことができました。25000字ほどの中編です。

 

先日それが同人誌という本になって、わたしの手元にも送られてきました。

 

感動でした。本になっている。わたしの小説が、人様に読んでいただける、本になっている。あまりにうれしくて、受け取った翌日は会社にいくかばんの中にも入れて、通勤の電車の中で、なんどもパラパラとめくり、読みました。

 

さらに嬉しかったのは、面白かったことです。

自分でいうのもなんですが、わたしはそれを読んで、あ、悪くない、と思ったのです。だめなところもあるけれども、失敗したところもあるけれども、ちゃんと読める。ちゃんと読んで面白いぞと。

読んでくださった方から、感想も頂けました。身に余るほどほめていただいて、ほんとうに書いてよかったと思えました。

 

やっぱりもう一度小説を書いてみよう、と思いました。

25000字書くことができて、すこし自信になったんです。

だって、これの4倍書けば、10万字、長編の分量になる。

それくらいなら全然書けちゃう気がするんです。

 

こんどは、長編を書こうと思います。

ちゃんと、出版社に送るためのものを書いてみようと思いました。

実はほとんどまだ何も決まっていません。

 

ブログを書くことにしたのは、そうすることで少しでも書くことができるようになるんじゃないかと思ったからです。

 

たぶん、わたし、誰かの目があるとわかっていないと書けない気がする。

このブログを誰が読むかはわからないんですが、誰かに見られていると思いながら、小説をつくりあげていくことにします。

 

あと、これはちょっと思い切った作戦なのですが、設定とか、人物とか、どんな物語にするのか、そういうのも結構ここに書いてみようと思っています。

素人の小説の設定なんか、誰も読みたいと思わないでしょう?

ネタがパクられる?なんて心配必要ないかなって。

だからたぶん、書いても大丈夫なんじゃないかな。と思うのです。

 

今日からはじめるわたしのブログはそういうブログです。

誰も興味ないかもしれません。

でも、誰かに見られてるかも。って思いながら、書くことにします。

わたし、小説家になりたいです。