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物書きを目指して

小説家を目指しています。ノープランから長編ミステリ小説を書き上げる経過をつづるブログです。

いっきにあらすじ(導入部分)が決まった

おおおお。

 

筆に任せていっきにあらすじ(導入部)が決まってしまった。

なんだろう、わたしのなかでテーマにしたくないなとしぶっていた、アイドルとセクシュアリティ/恋愛に関することを書いてしまおう、と方向転換した瞬間、びっくりするくらいの勢いでベースのあらすじが決まってしまった。

勢いで書いたからたぶん変更は起こると思うけど、いま書き上げた基本のあらすじは以下の通り。

 

 

大野優香と倉原みずきは中学と女子高の同級生だった。

いじめられていた優香をまもってくれたのがみずきだった。ふとしたきっかけで同じアイドルが好きだということで仲良くなった二人。優香はみずきに恋愛に似た感情を抱いたけれど、みずきからは友達で居続けてほしいと頼まれた。恋人になるよりも友達でいるほうが、きっと長く一緒に居られると、優香はそれを嬉しく感じた。自分自身がレズビアンだとも思っていなかった。友情を結んだふたりだったけれど、しかし、華やかなタイプのみずきには友人も多く、高校の進路別クラスでは別のクラスになってしまい、さらにそのクラスが強く団結するタイプのクラスだったので、次第に優香はみずきに距離を感じるようになってしまった。

高校を卒業すると同時に、優香とみずきは離れ離れになったが、SNSではいちおう交流を保っていた。日に日にヲタとしてアイドルにのめりこんでいく優香に対し、みずきは自分自身がアイドルになろうと考えているようだった。ある日、とうとうみずきは夢を叶えてアイドルになったらしい。デビューと同時にSNSのアカウントは削除され、さらに優香はみずきと徹底的に疎遠になった。LINEではつながっていたので連絡はできるものの、仲の良い友人と楽しく過ごして居そうなみずきに連絡を取ることははばかられた。そのうえ、大学進学のために東京へ引っ越した優香にとって、関西を中心に活動するみずきのグループの公演を観にいくことは難しかった。みずきのことは心の中で応援していたものの、公演にすら行けない不義理を思うと、自分はみずきの良い友人ではなくなってしまった、と思うようになってしまっていた。

中学生の頃からつづけていたブログをきっかけに、優香はOLのかたわらアイドル系のウェブライターをときおり副業としてするようになったが、そんななか、高年齢グループとなっていたみずきのグループが解散したらしいことを聞く。心がざわついて、一度連絡を取るものの、明らかに凹んでいるみずきに対して、優香はたいした言葉をかけてあげることもできない。年齢と女性アイドルの関係について、長年アイドルを追ってきた優香がその現実を知らないわけがなかった。

かつて、アイドルになる前、みずきがつくった優香くらいしか知らないブログが、誰もみていないところでひとことだけ更新される。「つらい」のひとことだけ。

もやもやとした想いを抱えながら過ごしていたある日、優香に転機がおとずれる。オフ会で出会った同じドルヲタの女の子から、帰りぎわ、「優香ちゃんが、女の子じゃなかったら付き合っちゃいたいくらい、わたし優香ちゃんのこと好きだよ」と言われたのだ。何気ない会話でしかなかったが、「わたしも」とは言えなかった。そこで自分がずっと自分が恋とか愛とかの感情からずっと目を背けてきた事実に気づいてしまう。彼女と別れた後、ひとり電車の中で、ぼろぼろと涙があふれ、「わたし、このままだと一生、好きな人に好きといえない」と、自分をみつめなおすきっかけになる。わたしがアイドルを好きになったのは、絶対に相手からこばまれない状況で「好き」「可愛い」を言えるからかもしれない、ということにも思い至る。

心機一転、自分の生きる道を考えなおそうーーそう決意して帰宅した優香は、恐る恐る、レズビアン風俗へ足を踏み入れる。レズ風俗のおねえさん、エリナに連れられてたどり着いた新宿二丁目ではやさしく話を聞いてくれる人々に出会い、優香は自分の居場所を手に入れたように感じた。

そんななか、みずきの訃報が届く。警察は事故として処理したのだという。さらにすぐに自殺だという噂も流れた。みずきのファンだったひとたちが、お別れの会をするのだという。しかし優香は、みずきの良い友人ではなかったという自責の想いから、みずきの死を悲しんで良いのかすらわからない。悲しむ権利は、親しい人のためにあるのじゃないかとも感じる。

そんななか、レズビアン風俗のおねえさん、エリナから「優香ちゃん、倉原みずきのお友達だっていってたよね?」と連絡がとどく。「少しお話ししたいから」と呼ばれ、よびだされたのはエリナの自宅。

エリナはみずきとの関係について話を聞きたいと言い、優香はこれまでの自分とみずきについて語る。その話を聞いた上で、エリナは優香に見せようか迷っているものがあるという。

それはみずきが出演しているAVだった。エリナはこのAVが自分の知っているプロダクションで撮影されたものだと言い、エリナの知っている友人が大金を積んだおかげで、このAVが世の中に流れることはないのだという。

いったい倉原みずきに何があったのか。みずきの死は事故だったのか、自殺だったのか。優香はみずきが何を思い、どのように生きて、どのような死を迎えたのかを追うことを決意する。

 

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以上。

実際のストーリー的には優香がエリナに呼び出されてAVを見せてもらうところからはじめるかたちにする。そのあと回想としてこれまでのみずきとの関係が描かれる感じになると思う。主軸は謎を追うところになるから。最初に謎がないとね。

 

世相を取り入れようと思って考えてた、AV出演強要の話題と、坂口杏里さんが芸能人からAVに転身した話題が頭にあって、ストーリーがこんな感じになりました。けっこうセンセーショナルな感じのあらすじになってしまった。

あと、この作品の向かう方向として、ちゃんとアイドルというものを肯定する感じの作品にしたい。アイドルを否定する作品にはしたくない。どうせなら最後はとびきり素敵なコンサートとかでアイドルがきらきらするラストとかにもっていきたい。うまくやれるかなあ。