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物書きを目指して

小説家を目指しています。ノープランから長編ミステリ小説を書き上げる経過をつづるブログです。

方向転換

前回の続き。

アイドルがもし事件に巻き込まれていたとして、それを一般のドルヲタがどうにかしようなんて考えるとは考えにくい。よほど強い感情を持っていないとおかしい。なんらかの個人的な繋がりがあったと考えるほうが自然だろうか。でもそれだと設定上、アイドルである意味はないようにも思う。親友や恋人に起こるケースとなにが違うのか。

専門誌のライターであるとか?  うーむ、なんだかぴんとこない。

主人公を衝き動かす理由、文字通り「衝動」が必要になる。

恋愛や仕事、子どもや親友などの身近な大切な人がかかわる局面でもなく、「趣味」のレベルで、一般読者からも共感を得られるような「謎を解き明かしたい」衝動をつくるというのがそもそも難しい感じがする。

 

やっぱり難しいので、少し方向転換しよう。つまり恋愛をふくめ、子供や親友などの大切な人がかかわる局面をつくるのが一番手っ取り早いということだ。

じつは正直この方向性を自分の中で避けていた理由がある。わたしは生涯にわたって子どもをつくる予定も意思もない。

そして恋愛について書こうと思うと、わたしの場合セクシュアリティジェンダーの問題が作品の表面に出てきてしまいそうなのだ。それはそれで作品としてはいいのかもしれない。作品の成立は可能だろう。けれど、わたしはこの作品を自分のデビュー作にするつもりで書いている。デビュー作は作家の色を決める。わたしはあまり自身のジェンダーと作家性を結びつけて欲しくない。わたしはわたしのセクシュアリティジェンダーにプライドを持っているけれど、その切り口で語られる作家になりたいわけじゃない。そして、謎の根幹などに関係がないのに、性の問題が作品を覆うミステリーはあまり面白くないと思う。

 

なので、意識的にさけていた部分があるのだけれど、なかなか難しそうだ。作品にはリアリティも必要だし、多少は妥協しよう。ジェンダーセクシュアリティの問題をなるべく避けつつ、わたし自身がなるべく共感しつつ描けるように、その間を縫うようにして恋愛の要素を少し組み込んでみよう。

 

そう、ではたとえば、恋愛感情、友情、それらが入り混じるような想いを抱いた相手がなんらかの原因で謎を残し、その問題に主人公が立ち向かう流れにしよう。

 

話を元に戻してそこにアイドルというテーマを盛り込むとどうか。

主人公はアイドルの幼馴染であり、そこにはかつて友情と恋愛感情とが入り混じる関係があった…。

…あ、思いついてきたかも。

ちょっと、ゆっくりまとめよう。