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物書きを目指して

小説家を目指しています。ノープランから長編ミステリ小説を書き上げる経過をつづるブログです。

自分の書けるもの

書けるものと書けないものがある

自分の筆力では扱えないテーマや題材というのがある

 

たとえば

法の世界に明るくないのに

法廷ドラマを書くのはかなり難しい

 

もちろんテーマや題材はとても大事

デビューできるか否かも

そこにかなりかかってると言ってもいい

 

でもどんな題材でも

書き上げないと作品にはならない

 

どんなに小さな題材でも

細部に気を配り、

小説として良いものにすることは可能だ

 

書けるものをちゃんと書こう

 

ずっとサボっていました

更新がもう一か月ほど途絶えていましたが、

正直に言うとずっとサボっていました。

すみませんでした。

 

モチベーションが保てていませんでした。

あと早起きするがちゃんとできてなかったのが大きかったです。

ようやくなんとかなりそうな感じがしたので戻ってきました。

 

今日から、もう一度頑張ります。

というか、小説家になりたいとか考えるなら、

それはもう職業にしたいということなんだから、

仕事を一か月以上サボるのとかは普通になしですよね。

ほんと、反省します。

 

創作意欲がどうとかではない。もうこれはお仕事として私は考えたいのです。

3月31日まではあと115日あります。

15日は予備として残り100日間。

そして現時点で本文に採用できそうなテキストはほとんど書けていません。

 

10万字の小説を書くと考えると、単純計算で1日1000字はマストです。

しかも実際に書いたテキストの分量のうち、本当に採用できるテキストは四分の一程度だと思うので、4倍の4000字を一日に書き上げる必要があります。

 

本当は人生の最高傑作を書くぞという意気込みでいましたけれども、こうなってくると少し考えたを変えていきたい。

まずは締め切りに間に合わせ、10万字の作品をひとつ完成させること。

これが重要でございます。

 

というわけで頑張ります! まじで頑張ります!

モチベーションあげてまいります。

主人公に魅力を

主人公は行動的な人物にしたい。

応援したくなる一方で、行動的な人は嫌われる部分もある。

そういうキャラクターにしたい。

 

元々女性主人公のつもりでこのブログも進めてきたけれど、男性主人公の方が向いているのではないかという気も正直している。むしろ魅力的な男性キャラクターをたくさん配置して、女性を中心に楽しんでもらえるキャラクター小説を志向するのもいいんじゃないか。男性だと個人的にモデルとして思いつく芸能人のかたが頭の片隅に思い浮かんでいるので書きやすいかもしれない。

社会背景を設定

市民運動や社会運動が、現在の日本よりも急進的に進んでいるという社会設定をつくったらどうだろうか。

LGBTの権利運動なども現在よりもよりラディカルに争われていて、それだけではなく原発女系天皇、労働問題、などなどという現代日本の諸課題が、実際の日本より政治に関心の深い国民たちのデモやロビイングなどによって熱狂的に争われている社会設定。

こうすれば、ファンタジーにはならずに、現代日本をベースにした作家性をにじませる異世界を描ける。

学生運動なども盛んな社会背景を軸に、主人公を大学生に設定し、事件の謎を追わせる。こうすることで時事性を持たせつつ、主人公と世界設定に密接性を持たせることができる。

書きたいものを再整理

旅行から帰ってきました。京都に行ってました。

とても楽しかったし、十分リフレッシュできました。

生活リズムを取り戻す必要がありますが、今日ははやく帰れそうだしドリエル的なものを飲んではやく寝ることにします。飲んだことないんですが、一度試してみます。それに加えて京都でラベンダーなどのアロマオイルも買ってきたので、本気で睡眠を改善して早寝早起きの生活リズムを取り戻して小説を書けるようになるぞーーー。

 

現在は帰りの列車の中ですが、だいぶ小説に取り組むことができていなかったので、いろいろ考え直さなければいけなさそうです。

 

現在書きたいなと思っているものについて少し考えが変わった部分もあるので整理してみます。

・主人公を応援したくなる、主人公が頑張る小説を書きたい

・謎を追いかけて解き明かす小説を書きたい

LGBT/ジェンダー等に関する知見やリアリティのある小説を書きたい

・現代をベースに独自の世界観なども魅力になる小説を書きたい

・現代をベースにSNSスマートフォンなどの存在を生かした小説を書きたい

・キャラクター豊かな人間関係を描きたい

・明確で大きな謎と、それに対するサプライズのある謎解きを盛り込みたい

・起承転結のような物語構造がシンプルかつはっきりした作品にしたい

・映像化が可能な作品に仕上げたい

・作家としての独自性や色合いを感じさせる作品にしたい

 

上記の条件をベースに作品を考えていくことにします。前回までに考えていた内容をだいぶ切り捨てることになりますが、良い作品にしたいので頑張ります。

 

作品の舞台として、パラレルワールド的な現代を設定することにしました。

理由はいくつかあります。

SNSスマートフォンなどの現代的な技術を取り入れるうえで、TwitterFacebookなどの実在サービスを作品に導入する難しさ。「何者」みたいに成功している先行作品のマネになってしまいそう。

・独自の世界観による作家性の演出を狙いたい

一方で、架空の世界観を設定することによる御都合主義や必然性のなさは避けたいので注意も必要だと感じます。ミステリーにする上で独自設定が活きるかたちにしたいです。一方で現代的なリアリティも大事にしたい。バランスを意識しながら設定をつくっていきます。

スランプ来た

スランプというか、単純に生活リズムと習慣を守る意志力が低下してるのが問題。

でもとりあえず明日から旅行だし、旅行から帰って来ても夜予定あるし、今のところそのリズムを戻せない。

もう一度意志力を元に戻さないとこのままだと書けない。

再起動

ここ数日引き続き血迷っていた私。

彼氏なんていま必要ないじゃないか。仕事なんて就業時間きっちり頑張れば時間外に何か考える必要ないじゃないか。

いまの私に必要なのは小説のことを考えるだけ!!!!!!

 

自己暗示自己暗示…。

 

今日は時間があるぞ。さあ私、小説に取り掛かりなさい。

事件が起きていないのに謎を追うには

ここ数日、今日こそは、今日こそは、と思いながら、うまく時間調整ができずに小説に割く時間がまったくつくれずにおります。今朝はお弁当までつくれたけど。

青黄白赤黒、だっけ?  お弁当の彩りを考えるのに、最近知ったこの言葉を意識してる。これを意識するだけでほんとうに盛り付けがあざやかになってよいです。この5色を取り入れるだけでいいの。何気にいちばん難しいのが黒。ひじきとか海苔とか何かの焦げ目とか、あんまりレパートリーが多くない。

 

まあお料理の話は置いといて。

 

「怒り」にならって複数候補の人物当てを取り入れ、被害者当てをやろうと考えたんだけど、被害者当てをやろうとすると、時系列が難しい。犯人当ての場合は、事件が起きて、犯人が不明で、そこから犯人候補の人物像を描写する流れができる。でも、被害者当てをつくろうとすると、事件が起きた時点で被害者がわかる。もちろん小説なので伏せることもできるんだけど、登場人物たちに伏せておくのはすこし難しい。

そして事件の後に被害者を描写することもできない。被害者は死んでるから。そうなると、必然的に時系列が逆になる。未来の事件を先に描写してから、過去のエピソードを書くことになる。その構成自体はまったく問題ないんだけど、未来の事件を………

 

あっ、そうか!

わかった。

いままで警察ものや探偵ものみたいな作品は避けたい、だから一般の共感できる人物を主人公にしたい、と考えていたけど、この構図ならそれが簡単にできるのか。過去の段階では、まだ一切事件が起きていないから、警察とかが大きく関与せずに謎追いができる。

というか「怒り」はそのへんすごかったなあ。警察は動いていたけど、基本は事件と関与不明な状況のの三人の犯人候補について描写してたから、周囲の人物は警察とか探偵ではなかった。

 

でも難しいのは謎を追う感情だなあ。事件が起きていない段階で登場人物たちに疑問を抱かせるにはどうしたらいいだろう。でもそこでも「怒り」を参考にすると、つまり正体不詳の人物像を描けば良いということか。いやしかし、あまり「怒り」に影響されすぎるのもよくないかなあ。もうすこしそこについて考えて見ないといけないな。

映画「怒り」を見て

「怒り」のストーリー構成がうまいなあ、と思いました。

※以下ふんわりネタバレします

 

三人の犯人候補のストーリーを交互に書く流れ。視聴者は三人のうち犯人は誰なのか、という明確な問いを謎として受け止めることができるし、個人的には時間軸に関するトリックや同一人物説も疑ったりしながら見ていました。綾野剛松山ケンイチが整形前整形後なんじゃいかなーなんて。まあ声とか体格が全然違うので違うに決まってるヘボ推理なのですが。

 

複数のストーリーを交互にしたりしてつなげて物語をつくるのって結構むずかしいですよね。このつくりかたは、どうしても読者にちょっと負荷がかかってしまうんですよね。複数のストーリーがあると、どうしても視聴者は描くストーリーに対して軽重のラベリングをしてしまうわけです。怒りの場合だと、松山ケンイチ綾野剛森山未來の三人を描くパートが交互に挿入されるわけですが、わたしはやはり綾野剛妻夫木聡のパートがいちばん面白くて、そのパートの続きをいちばん知りたくなってしまうわけです。そういうふうにストーリーに軽重を感じてしまうと、ふつうは他のパートがすこし退屈に感じてしまう。退屈なパートを追っている間に、視聴者に負荷がかかってしまう。ただ「怒り」はそういうところも上手で、他のパートも負けずに面白いし、なにより全体をつらぬく物語のパワーがあった。なので、その点が瑕疵になるということもないのですが。

 

上手いなと思ったのが、ミステリー的な正体不詳のキーとしてゲイの匿名性を見事に盛り込んだところ。あれほんと上手いなと。そういうミステリーとゲイカルチャーのつなげかたがあったんだなあと。すごく感心しました。

 

真似をするというと微妙な言い方になるけれど、わたしも複数のストーリーラインをつないだ人物当てにトライしてみたい。ただ、いまのところ考えているのは、犯人当てではなくて、被害者当て。つまりみずきに匿名性をまとわせて書いてみれば良いんじゃないかと。

 

わたしの場合はSNSを物語の重要なアイテムとして用いることは決まっているので、その匿名性も生かしつつ、3〜4つのストーリーラインを追わせる構図にチャレンジしてみたい。

 

そしてもうちょっとやはり人物に深みというか、人生の事情みたいなものがわたしの作り方では欠けているなと感じたのでした。怒りの真似になってしまってはいけないけれど、あれくらいのクオリティをわたしもちゃんと目指したい。

言い訳その2

ここ数日の出来事。

 

その1  彼氏と別れました

まあもうわかってたんですけどね、あーこれは別れるなーって。ずっと一緒にいる相手ではないなーって思ってたし、まあ、ずるずる続けても良かったんだけども、そんなテンションで大して連絡も取らずに立ち位置だけ彼氏っていうのも微妙だったので、結局お別れしました。

とはいってもそんなに険悪ではなく、お互いに「違ったねー」「じゃあこのへんでもうお別れってことにしようかー」という軽さ。友だちでいましょう、というよくある別れかた。まあ、今のわたしに大事なのは小説のみであるので、問題ない。とはいえ彼氏いないという状況は意外とふわふわとしているもので、正直わりと早めに次を探したい気分でもある。そんなことしてる時間はあるのかわたし。

でも、もうわたしもそこそこ歳なので、長くお付き合い出来るひとじゃないと厳しくなってきてるよな。

いやしかし男探しより、小説を書くべきである。

 

その2  映画を見ました

「怒り」。すごく身につまされました。めっちゃ傑作なのはもう最初からひしひしと感じてたのですが、物語前半は話がどのように展開するのか分からない気持ちと不安感でいっぱい、いっそもう帰りたいと思いそうなくらい物語に闇を感じてました。もう、あのー、いろいろとほんとにリアルで……。優馬と直人まじで幸せになって欲しかった。実は生きてて幸せになれる超展開を希望しながら見てた。わたしもああいうストーリーを書けるようにならなければいけないんだ、と思うと、ちょっといま考えているストーリーでは人物が浅すぎるな。もう少しがんばらなければいけない。

 

そんな感じで小説に取り組んでいませんでした。生活リズムが崩れているのでとたんに小説に向かいあうことをおろそかにしてしまっている。はやく早寝早起きのリズムに戻さなければ。わたしの場合むちゃくちゃ生活リズムが大事。まずこれを元に戻すべき。

言い訳

前回の記事に書いた通り、日曜日はモーニング娘。の秋ツアー福岡公演に参加していたのですが、ネットニュース等などでも話題になった通り、その日、昼公演の開始前に、ハロヲタ界隈にとんでもない激震が走りました。

 

そう、道重さゆみさんのブログ、約1年10ヶ月ぶりの更新!!!!!!!

 

なにを隠そう、道重さゆみさんはわたしの永遠の推し。

誕生日や卒業日などの記念日ごとに誕生会を開くなど、卒業後も精力的に推しを継続していたわたしに取って、もう、申し訳ないけど、昼公演がどうでもよくなりそうなくらいの衝撃でした。

いや、もう、ほんと、どう反応して良いか。

歓喜と困惑と、なにをどう表現して良いかわからないような衝撃で、ヲタ仲間と一緒に日本語を崩壊させながらも、ただひたすら混乱していました。あげくの果てに、お祝いをはじめたりなど。

 

まあそのあたりのことについて、こちらのブログであまり多くを語りはじめるとブログの趣旨が揺らいでしまうので、このあたりで留めておきますが。

要は、日曜日以降、いっさい小説に割く時間や余裕がなかった、という話です……。

ずっとハロプロ関連の掲示板やらまとめサイトやらTwitterやら見てて離れられなかった……。

 

反省して少しずつ復帰できるように頑張ります。

今日は娘。秋ツアー福岡。

今日はこれから大好きなアイドルの現場に行ってきます〜。

モーニング娘。’16 コンサートツアー秋〜MY VISION〜の福岡公演です。

楽しみだなあ。

まりあちゃん!

そうわたしハロヲタなのです。

でも最近は正直しばらく現場を控えようかちょっと迷っています。

ほぼ毎月何かしらには参戦し続けていたのですが。

だから11月はまだ何も予定入れていません。

執筆になるべく時間を割きたいし。

ああでもほんとうは11月もJuice=Juiceのために一応有休を取ってあります(笑)

行くかもしれないし。ゆかちゃん見たいし。優柔不断……。

 

でも今日はそんなことは忘れて、まりあちゃん色のサイリウムをたくさん振るぞー!

楽しむぞーーーー!

今日のえりぽんの重大発表って何かなあ?

塩パンやめる宣言かな?(それはおぜこ)

 

ふふふ、まりあちゃん、まりあちゃん見れるぞーーー! やったー!

いろいろと練り直しが必要

「意外な犯人」モノのなかで検討しようと前回考えた三つの項目。

・子供が犯人

・死んだと思われていた人が犯人

一人二役の犯人。

上記全てをかけあわせることは可能だろうか?

 

 

自分の作った現在までの設定を元に考えてみよう。

 

Twitterでフォローしていたみずきのアカウントに、ご家族と思われる人物による投稿で、訃報が投稿される。それをみていた優香はショックを受け、ツイートに記載されていた葬儀会場に向かう。しかしそこで行われていた葬儀は、みずきの葬儀ではなく、知らない女の子のものだった。ずっとみずきだと思ってフォローしていたアカウントはみずきのものではなかったのだ。では、実際のみずきは生きているのか?  と考えて、優香はみずきの行方を捜索することに。捜索の結果、かなり昔にみずきが亡くなっていたことをつきとめる優香。では、誰が……。実はみずきを殺したのは、その女の子だった。

 

あれ……、ちょっといい線いってない??

いや、もう一捻りしたい。

 

と思いきや、実際にそのアカウントを動かしていたのは、その女の子の母親だった。しかもその母親とは、ドルヲタつながりで優香とも仲の良かった桜子だった。桜子は優香をわざとおびきだしたのだった。

 

あれ、なんかありじゃないかな。ただこれだと今までに作った設定とだいぶ矛盾してくるな。だいたいこれだと和田くんが出てくる余地がなさそうだし。もうちょっとうまくつなげる必要がある。

意外な犯人

特に意図したつもりはなかったのですが、そういえばわたし、前回の記事に「『意外な犯人』モノが好きだ」と書いていた。ということは、謎などあまり意識せず、意外な犯人について考えればいいのかもしれない。

 

「意外な犯人」について類別トリック集成から項目を簡潔にまとめるとこうなる。

一人二役の犯人

・探偵が犯人

・裁判官、警官、典獄が犯人

・事件の発見者が犯人

・事件の記述者が犯人

・幼年または老人が犯人

・不具者、病人が犯人

・死体が犯人

・人形が犯人

・意外な他数人の犯人

・動物が犯人

・死んだと思われていた人が犯人

 

ひとつずつ検討していこう。

 

一人二役の犯人

これは複数パターンあるようなのでちょっと次回検討しよう。


・探偵が犯人

探偵はでてこないので却下。


・裁判官、警官、典獄が犯人

警察も出すつもりがないので却下


・事件の発見者が犯人

これ、意外かなあ。第一発見者を疑うのが鉄則ってわたしは聞いたけど。


・事件の記述者が犯人

このパターンの面白い作品なら結構読んだ。でも映像化はできないパターンだよねこれ。


・幼年または老人が犯人

これちょっとありかもしれない。子どもが犯人のパターンとか考えてみたい。


・不具者、病人が犯人

これ、叙述トリックで実は誰それが盲目だったとか、車椅子だったとかのパターンとかあるよね


・死体が犯人

死体が死後硬直とかで物理的になんか動いたりとかして人殺すパターンとか、

いろいろあるよね


・人形が犯人

これはないなあ


・意外な他数人の犯人

作品名がいくつか思い浮かぶ。自作ではないな


・動物が犯人

作品名がいくつか思い浮かぶ


・死んだと思われていた人が犯人

これはありかもしれないなあ。

 

検討したいのは「子どもが犯人」「一人二役の犯人」「死んだと思われていた人が犯人」。

この三つにしぼってもういちど考えてみよう。

わたしが書きたいものはミステリーなのか

わたしが書こうとしているミステリーってなんだろうか?

ミステリーというジャンルを選んだ理由について考える。小学生の頃からミステリーの読者だったことを含め、ミステリーがずっと好きだったという気持ちがある。ただ、その気持ちが、果たしてミステリーというジャンルにどれだけ多く注がれているのかというと、正直わたしの場合、その分量が多いのかどうかは疑わしい。

確かに幼い時分には、江戸川乱歩アガサ・クリスティーを好んで読んでいた。この二名に関してはおそらくほとんどの著作を読んだはずだ。モーリス・ルブランも結構読んだ。ドイルのシャーロック・ホームズシリーズはそこそこ読んだ。中学生くらいになると、講談社ノベルスに没頭した。けれど残念なことに、わたしはその作品の内容を驚くほど記憶していない。まったく覚えていないというほどではないが、濫読っていうのはそういうことなのかもしれない。

振り返ってみるとわたしの記憶に残る小説というのは、謎に重きを置いたミステリーではない。よく考えてみると、わたしは真面目に推理をしながら推理小説を読んだことがほとんどない。作者にころっと誘導されて、普通に騙されて、真犯人に驚いて読書を終えることが大半だ。読者への挑戦状とやらも、まともに挑んだことがない。それどころか、複雑な時系列や密室のトリックなどが駆使されると、とたんにどうでもよくなってしまうタイプだ。ロジックなど正直そんなに重要ではなかった。わたしが読みたいのはどちらかというともっとシンプルな驚き、サプライズのようなものだった。

だからわたしは「意外な犯人」モノなどが好きだった。その犯人を理詰めで推理できるかなどわたしには重要ではなかった。さらにいうと、そこで活躍する探偵のかっこよさだったり、キャラクターのかけあいだったり、犯人の悲しい過去やドラマだったり、テーマとともに語られる様々な問答やうんちくの方がわたしにとっては重要だったように思う。なので、やはりわたしはミステリー好きとは言い難いタイプの人間なのかもしれない。自分の読書経験において、ミステリーがもっとも幅を利かせていることは事実なのであるけれど。

ではわたしが書きたいミステリーとはなんなのだろう、と考えてみた。

そこでもしかしたら、わたしは広義のミステリーに含まれると言ってもいい「サスペンスよりのミステリー」を書きたいのかもしれない、と思い始めた。推理というより推測で読者が読み進めるような、次に何が起きるのだろう、なんでこういうことが起こったのだろう、と読み進めるタイプの物語。書きたいものをこう定義すると、狭義のミステリーにおける、伏線と謎の関係が変わる。狭義のミステリーにおいては、謎の前に必要な伏線がないといけなくて、解決の後に謎を解き明かすための新しい情報や、推理できない真相が登場するなんて許されない。偶然による解決や理論的でない推理も歓迎されない’。

けれど、サスペンスはそうじゃない。はらはらさせる展開、気になって次を読みたくなる謎、推測不可能で驚きの展開、そういうものが大事なジャンルだと思う。わたしが書きたいのはむしろそういうものなんじゃないだろうか、と思う。

そう考えてみると、少し謎づくりの悩みが解けていきそうな気がする。

もう少し悩んでみます。